父が死んだときに僕が読んでいた山の本、新田次郎「強力伝」。

新田次郎著「強力伝」

なんだか気分が暗くなるタイトルをつけてしまったけれど、このブログの最初の投稿はこの本の紹介と決めていた。

父が死んだ日の夜、僕が16歳のときに読んでいた本だ。そして、その日は僕が自分の意志で山に登りはじめる転機になった。

この本は、50貫(約187キロ)もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた新田次郎氏の処女作で、1955年(昭和30年)第34回の直木賞受賞作品でもある。

2022年3月5日(土)、このブログの最初の投稿日となった今日は父の23回忌だった。そして明日は父の誕生日だ。生きていたら67歳になる。おめでとう。

【おわり】

おススメの山の本
「強力伝」

50貫(約187キロ)もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた新田次郎の処女作であり直木賞受賞作。
「山」を知り「雪」を「風」を知っている著者の傑作短編集。

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