東京人だけど東京を旅しよう
東京を「旅」すると言っても僕の場合は大袈裟すぎる。東京生まれの東京育ち、今も東京には家もあるし、住まいは東京近郊だ。だから、東京を「旅」するという感覚はまったくない。
あえてタイトルには「旅」の文字をいれてみた。
新型コロナウイルスのおかげで都内のホテルが安い。「おかげ」という言葉はナンセンスだけれど、それでも恩恵にあやかっている。仕事が休みの日やのんびりしたい日は、あえて都内のホテルに泊まって都内をぶらぶらしたり、部屋でまったりしたり。なかなか良い。
2022年2月11日(金)、1泊2日、東京は汐留や神田、日本橋界隈をぶらぶら。メンバーはSさんとRくん。Rくんが都内のプチホテル暮らしに味をしめてしまったということもある。ホテル暮らしに味をしめたRくんのことは「休日は都内のホテルでのんびりステイ。価値ある出費、いや、投資。味をしめた君がいる。」にも書いた。
汐留でアメリカン
まずは汐留をぶらぶら。汐留シティセンターの「Bubby’s Shiodome」で昼からビール。本当は田町で気になっていたイタリアン「KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA msb Tamachi店」に行きたかったんだけど、コロナでお休みだったので残念。
「どこいこうかなぁ」と、特に行き先も定めずに下車したのが新橋で、汐留にたどり着いたのだ。
アメリカを旅してたときのことを思い出す。そりゃ、アメリカンのお店なのだから当たり前だけど、中途半端な感じのお店じゃなくて良かった。昼からビールがまた幸せだった。
ほろ酔いというほど飲んではないけれど、気持ち良くなってお店を出る。銀座のコリドー街を散歩してから、今宵の宿のある秋葉原へ。この日はJR西日本グループ系列の「ヴィアイン秋葉原」に泊まった。
場所柄なのか、どうやらホテルに泊まってる人たちも若い子が多いようだった。秋葉原だけに外も騒がしいかなと少し心配したけれど、神田よりの秋葉原だったので比較的静かで良かった。
神田で寿司と中華
Rくんがお寿司を食べたいという。と言ってもRくんは4歳だ。入れるお店は回転寿司くらいしかない。僕がときどきランチする駅前の回転寿司「江戸ッ子 」を訪れた。決して美味しいわけではなくて、どうやらSさんのお気にめされなかったようだ。確かにあまり美味しいわけではない。
仕切り直して中国東北地方の料理を食べることのできる「味坊」で名物の羊肉串をテイクアウト。ここは美味しい。最近、行けていなかったので久しぶりだった。お店で食べるとついつい食べすぎてしまうけれど、テイクアウトだとちょうど良い。コンビニでお酒を仕入れてホテルで乾杯。
Sさんと2人だけならもう少し自由なれど、今はまだそうもいかない。ホテルの部屋で気兼ねなく飲むというのが幸せで良い。
日本橋室町でうどん
翌朝は11時のチェックアウトギリギリまでのんびり。お昼は散歩ついでに新日本橋の蕎麦屋「更科」に行ったけど残念ながらお休みだった。ここの蕎麦は安くて美味しい。
しかたなく日本橋の室町まで散歩を延長して「讃岐うどん ほし野 」でうどんを食べた。ここもときどき訪れる。日本橋にしては値段もお手頃でオススメだ。
さすがにお酒は飲まず。でも、お腹いっぱいになって満足。日本橋の成城石井で買い物をして帰宅した。そんな1泊2日の東京ぶらぶら旅だった。
【おわり】