東京ぶらぶら旅。九段下、お茶の水、大手町。10kmウォーク。

東京人の東京旅

東京人だけど東京を旅することについては「東京ぶらぶら旅。汐留、神田、日本橋。昼から飲んで、食の旅。」に書いた。そう、僕は東京人、生粋の江戸っ子だ。

新型コロナの影響で都内のホテルが安い。最近、この恩恵にあやかり、休みの日やのんびりしたいときに都内のホテルで過ごしてることも上記の記録に書いた。

2022年の1月は数日間にわたって都内のホテルで暮らしつつ、東京をぶらぶらした。

神田から九段下へ、松尾神社。

2022年1月19日(水)、宿泊していたホテルを出発。ひとり旅。この日は神田の「ホテルマイステイズ神田」に泊まっていた。

神田の街並みを抜け九段下へ。80年前の戦火を免れたのか、神田には古くて趣のある木造の家屋もまだ残っている。

松尾神社

松尾神社。起源はよくわからないけれど、住宅街の一画にこんな神社も鎮座している。1880年(明治13年)の「神田神社明細」なるものには記載があるらしく、松尾稲荷と称して青物市場関係者を中心に崇敬されていたという。

九段下でちょっと所用があったので済ませつつ、歩をお茶の水に向ける。

ちょうどお昼頃なっていて列をなしてるお店もチェック。ラーメンの「黒須」とつけ麺の「勝本」は気になった。今度ぜひ訪れてみたい。

九段下からお茶の水へ、山の上教会。

このあたりを歩くのは久しぶりだった。新型コロナが世界を席巻してからというものの、本当に外に出る機会が減ってしまった。

山の上教会

錦華坂を登ると山の上ホテルだ。僕の好きな作家、池波正太郎をはじめ文化人たちが定宿としたホテル。文化人なる人たちは、いったいどんな暮らしをしていたんだろうと不思議に思うけれど、きっと質素を大切にしつつも贅沢だったんだろう。いや、文化人も人によるか…。

文化人にはなれないし、なるつもりもまったくないけれど、山の上ホテル、いつか一度泊まってみたい。

お茶の水から御徒町へ、神田明神。

山の上ホテルを通りすぎ、古びた明治大学の10号館を横目に御茶ノ水駅へ。特に行く宛があったわけではないけれど、ここまで来たし、せっかくなので神田明神へ。

神田明神

意図せず2022年の初詣になってしまった。おみくじを引いたら大吉だった。良いことがあるのかもしれない。

神田明神は、商売繁盛の神様である少彦名命が主祭神に名を連ねてる。仕事の発展を祈った。もちろん、大切な人たちの健康も。

そのまま御徒町へ。御徒町駅前にある鮮魚店「吉池」で買い物。何か良いお刺身があればホテルに持ち帰って、夜のお酒のお伴にと思って立ち寄ったけど、意外に値段が高いだけで目ぼしいものはなく残念。

御徒町から大手町へ、La Pesquera MARISQUERIA。

御徒町からホテルのある神田に戻り、そのまま大手町まで足を延ばす。

La Pesquera MARISQUERIAでビール

さすがに歩き疲れたので、OOTEMORIの「La Pesquera MARISQUERIA」で冷えたビールを一杯。このお店はときどき訪れるんだけど、大手町にしてはコスパも良くて美味しい。丸ビルにある「RIGOLETTO WINE AND BAR」と同じ系列で、他のお店が閉まりがちの土日祝日もやっていているのも良い。土日祝日は平日よりも空いているのでオススメだ。

ほろ酔い気分でまた歩いてホテルに戻る。そんな10kmウォーク、東京ぶらぶら旅だった。

GPSの記録

YAMAPで記録していたGPSの切り抜き画像です。

GPSの記録

【おわり】

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